現在話題沸騰中YouTubeチャンネル「吉野敏明チャンネル~日本の病を治す~」にて、医学的専門トピックを大衆向けにわかりやすく説明することで定評があり、29万人以上の登録者数を抱える「よしりん」こと吉野敏明先生。
今までがん関連のトピックで度々動画をあげてきた吉野敏明先生ですが、今回は、日本で一番発症率が高く、亡くなりやすいがんの種類である大腸がんの原因について説明しておられます。
この記事では、2023年9月30日に公開された以下の15分の動画のハイライトを2分でサクサク読めるようにまとめたものです。どうぞご覧ください!
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吉野敏明先生が東洋医学的に見て「大腸がんになりやすい人」
男女共に日本で年々増加しつつあり、その勢いが止まらない大腸がんは、かつての日本ではあまり見られなかった病であると吉野敏明先生はおっしゃいます。
先生が今まで見てきた大腸がん患者のケースでは、先生の東洋医学的な見地から見て大腸がんになりやすい特性を持つ人がやはり多いそうです。
その特性には性格や気質、職業、ライフスタイル、そして食生活などがあるそうなので以下にまとめてみました。
私の周りでも大腸がんになった方がいるけど、その方の特性と適合するかしら
大腸がんになりやすい人の性格・気質
まず、東洋医学において大腸というのはどういう役割をしている臓器なのかを説明する上で、吉野敏明先生は上の画像に示されているような五行学説について言及しました。
五行学説とは、人間の体を含めた地球上のすべてのものは「木」「火」「土」「金」「水」(もっかどごんすい)の5つの要素から成り立っていると考える思想のことです。
そこで大腸は、小腸で消化されたものの水分を吸収し、不要なものは糞便として排泄させる部分であり、五行の金の部分なんだそうです。
つまり、大腸は必要なもの・不要なものをはっきり見分ける必要があるので、白黒つける概念(実証)を強く持っているのだとか。
そんな背景から、大腸がんになりやすい人の気質は、
*正義感が強い
*仕事ができる
*リーダー格
*エネルギーが強い
*強いこだわりを持っている
というのが挙げられるそうです。きちんと理にかなっている感じがしますね。
大腸がんになりやすい人の職業
上記のような大腸がんになりやすい気質・性格を持つ人は、以下のような職業が多いことが予測できると吉野敏明先生は言います。
*社会的な地位が高い職業
*管理職
これも納得がいく気がしますが、みなさんはどうでしょうか。
多大なストレスを抱え込んで便秘になりそうな職業だね・・
大腸がんになりやすい人のライフスタイル・食生活
吉野敏明先生によると、大腸がんになりやすい人で多いのが、
*自炊をあまりしない
*仕事が忙しく食事をないがしろにしがち
*レンチンできるパスタやピザ、中華料理(保存料入り)を頻繁に食べる
*食品添加物入りの菓子パンが好き
*グルテン(小麦)の食べ物をよく摂る
といったタイプの方で、こういう方には便秘がちな方が多いのだとか。
吉野敏明先生が説く「便秘が大腸がんを引き起こしやすい理由」
吉野敏明先生によると、大腸がんになりやすい人がよく接種している食べ物(つまり食品添加物などの発がん性のあるもの)が体内に入ると、大腸によって本来はスムーズに老廃物や不要なもの、そして毒素が体外に排出されるはずなのに、便秘によってそれらがより長い間体内におかれていることで、がんの発症リスクが上がってしまうそうです。
1週間便秘なら、体に有害な物質が1週間も体内にキープされてしまうわけね
吉野敏明先生が警告!グルテン(小麦)の大量摂取と大腸がんの関係
吉野敏明先生によると、大腸がん患者は他の種類のがん患者と比較して非常にグルテンの摂取量が多いそうです。
グルテンというのは免疫を攪乱する物質なので、がん以外でも他の免疫異常も起こしやすいのだとか。
グルテンが直接的に発がん性があるわけではない一方で、小麦の摂取量が著しく多い人が大腸がん患者の特徴であると先生はおっしゃっていました。
吉野敏明先生いわく「病気の原因とは単純なものではない」
吉野敏明先生によると、「自分がどんなタイプの人間で、どのような概念をもっていて、どういう感情を持っているのか」を自己分析し、その上でその感情に相当する臓器を虚血の状態にしないことが病気を防ぐ上で大切だといいます。
よって、病気というのは例えば「XXを食べたからXXガンになった」というような単純な原因ではないそうです。
その人の感情、概念や社会的地位、職業、日々の忙しさや食生活といった特性が複雑にからみあって病は発症するものなのだとか。
感情や気質、職業は簡単に変えられないけど食生活なら少しずつ改善できそう
まとめ
今回は、吉野敏明先生が解説する「9割の日本人が誤解している大腸がんの原因」をまとめてみました。
結論として、大腸がんの原因はこの記事に記載した「大腸がんになりやすい特性」を持っているということですね。
発がん性のある食べ物やストレス、便秘などで大腸がんになるという説はよく聞く話ですが、ある気質や概念、感情が大腸と関連性があるという東洋医学的なお話は、多くのみなさんにとってとても興味があるお話だったのではないでしょうか。
大腸がんになりやすい人の特性を読んで、「自分や家族に思い当たる節がある!」と思った方は、まずは食生活から見直してみることで、便秘にならないような体づくりを目指してみるとよいかもしれませんね。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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